私はモチモチした餅類が好きだ。
子供の頃、従妹の家に大きな餅つき機があって、
お正月にはつきたてのお餅を食べていた。
残念ながら味は覚えていないが、白くて丸いお餅を板の上に乗せていく。
それはとてもワクワクとして楽しい光景だった。
もう1つ思い出深いのは、これも子供の頃、
祖母の家に茶色の紙袋に入った「かき餅」がいつも置いてあった。
色とりどりの5mm程の薄い板みたいな物が入っていて、
大人になりそれが「かき餅」という名前だと知る。
冬は祖母宅でよくまきストーブの上に置き、焼いて食べた。
餅という名前がつくのに焼いてもあまり膨らむことはない。
つきたてならぬ焼きたてがサクサクのお煎餅のようで本当に美味しかった。
こうなってくるとお赤飯、黒飯、おこわなどのもち米、白玉、すあま、
お団子などモチモチしたもの全般が自然と好きになっていく。
コンビニでおにぎりを買う時は赤飯を選ぶようになる。
北海道ではお葬式や法事でよく食べる「黒飯」というものがあるのだが、
余ったらいつも持ち帰る担当になっていた。
こうして長年モチモチしたものと過ごし、
すっかりモチモチ好きとなってしまった。
お餅はお正月に食べる物?いいえ、いつ食べてもいいのです。
自分の持ち味を生かし明日も明後日もモチベーションを保つには、
これからもいくつかのモチが必要みたいだ。


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