「くるくる寿司」という名前で長年なじみが深かった国道201号線沿いにある「和食の店かしわぎ」店長の丹村貴尋様にお話をうかがいました。
同店は、多彩なメニューで大人からお子さままで人気があり、福岡県内に直営店、チェーン店あわせて13店舗ある本家山賊鍋でおなじみの株式会社柏木商店グループのお店です。
弊社とのおつきあいのはじまりをお聞かせください。
先代に直接聞いたことはなく、おつきあいのはじまり、きっかけの詳しいことはわかりません。この店がオープンしてから35〜36年程で、私が柏木商店に入社してから28年になりますが、その頃はもうマルボシさんとのおつきあいは始まっていましたから、私が入社したずっと以前の頃、先代の社長の頃からです。
何十年もお取引をしていただいているのはどうしてでしょう?
変わらぬ味への安心感、信頼感、それに地元だから無理が利くということが、長くおつきあいが続いている理由なんじゃないでしょうか。
マルボシ酢の商品をどのように使っていますか?
寿司や料理に使うすし酢や合わせ酢、ポン酢。貝類のぬめりとりやエビなどの臭みをとるための洗い酢として5種類の酢を使っています。
使っている酢は、山賊鍋と同じものをこちらのお店でも依頼されたのですか?
同じ内容の酢ではありません。いまは「和食の店 かしわぎ」と名前が変わりましたが、もともとは「くるくる寿司」という寿司の店としてオープンしていましたから、こちらの店用に作ってもらっています。すし酢も以前は店で計って調合していましたが、人が作るものですからその日の体調やほんの少しの分量の違いからくる味のばらつきなどが心配でしたし、時間も手間もかかっていました。それがマルボシさんに寸胴鍋一本分の量でお願い出来るようになってからは、味のばらつきの心配をすることもなく、作業効率も上がり大変助かっています。
また、弊社はフランチャイズ方式で店舗展開していますので、お店に寄って味が違ってもいけませんから。その基本の味という心臓部分、「変わらない味」ということをお任せできる信頼感です。決まった分量、配合のものを作っていただけるわけですから安心です。この信頼関係は、弊社先代の社長とマルボシ酢先代からのものです。
今後マルボシ酢に期待することはありますか?
最近ではドレッシングなども使わせてもらっています。酢そのものは調味料のひとつですから主となるものではありませんが、定番のものをそのまま納品するだけではなく、それにつながる新しい提案も今以上にお願いします。いままでも提案やアドバイス、会話のなかからうまれたアイデアなどがメニューに生かすヒントになっています。つねに新しいものへの関心をもって、よりよいものを目指していきたいですね。共存共栄で、お互いに繁栄していきたいです。そのためにもよりよいものとなるご提案をこれからもお願いします。